鈑金塗装職の仕事
鈑金塗装の仕事で感じる手応え
鈑金塗装は、技術とセンス、そして丁寧さが問われる奥深い仕事です。傷やへこみをただ直すのではなく、“もとどおり以上”の仕上がりを目指す。一台一台に向き合うその姿勢が、私たちの誇りです。
お客様の想いが詰まったクルマを、もう一度走り出せる状態に。その瞬間をつくれるのが、この仕事の一番のやりがいです。

プロの鈑金塗装とは
仕上がりの精度は、細かな気配りや判断の積み重ねで決まります。素材の状態、歪みの出方、塗装のなじませ方――条件が毎回違うからこそ、経験と工夫が活きる仕事です。
見た目の美しさだけでなく、手をかけた分だけお客様の信頼にもつながる。プロとは、そうした期待に応え続ける姿勢を持つ人だと考えています。

1日の流れ
~08:00 出社
元気に挨拶をして出社。朝の明るい挨拶が職場に活気を生み、気持ちよく1日をスタートします。
出社後は、工場内の清掃や作業の準備を行い、当日のスケジュールを確認します。
08:00~ 業務開始
担当する修理車両の状態を確認し、作業に取りかかります。
鈑金担当はへこみや歪みを修正し、塗装担当は塗装前の下地処理を進めます。
作業内容によっては、お客様へ進捗の報告を行うこともあります。

11:30~ スキャン
塗装担当は、傷の無い部分からボディカラーをスキャンします。
損傷部分とまわりの色がしっかり馴染むよう正確に検査します。
12:00~ 昼休憩
昼食は会社でお弁当を発注するので、事前に従業員に注文の意思確認を行い、人数分を届けていただきます。スタッフが作る美味しいお味噌も振舞われます。

13:00~ 午後の業務開始-調色
車のボディカラーはメーカーごとに異なり、微妙な違いがあるため、調色作業を丁寧に行い、元の色と違和感なく仕上げることが重要です。
専用の調色機を使いながら、色の微調整を繰り返し、最適な色を作り出します。
15:00~ 塗装仕上げ作業
調色が終わったら、塗装作業に入ります。
塗装後は、しっかり乾燥させた後に磨き作業を行い、ツヤを出して仕上げます。
細部まで丁寧に確認し、お客様に満足いただける仕上がりを目指します。
16:30~ 片付け・最終チェック
作業スペースの清掃や、翌日以降の作業の準備を行います。
必要に応じて、進捗の共有や作業計画の調整を行い、スムーズな業務進行を目指します。

17:00~ 業務終了
1日の作業を振り返り、翌日のスケジュールを確認して退勤。
仕上がった車を見たお客様の喜ぶ姿が、やりがいにつながる仕事です。
今日もお疲れ様でした!